夕方以降の行動と、睡眠の体感を記録してみるという簡単チェック法
こんにちは!
朝型・短時間睡眠コーチの富美枝です。
今回も一生懸命書かせて頂きます、どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)
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当たり前の事ですが、
起きている時間ずーーーっと集中力を保ったまま過ごすのは難しいですよね。
集中とは、普通(無意識)の状態があって、何かに意識を「集中」している状態・時間を指します。
ですが、夜更かしの生活習慣を朝型に変えると聞くと
「一気に、全部、集中して24時間の生活を
丸ごと変えないと達成できない!」
と考える方が多いのではないでしょうか。
ゴールはその通りです。
夜更かしの生活習慣を朝型に変える
⇒(最終的に)24時間の生活を丸ごと変えることになります。
でも、習慣を瞬時に書き換えられる人はすごく稀です。
24時間連続して集中状態で、何から何まで新しい習慣に変えることはできません。
なので、分かり易くお伝えしますと
習慣を変えるには「一気に、全部、集中して」行動しないことをお勧めします!
「え~、それじゃあいつになっても習慣を変えられないんじゃない?
やる時はババっとやらないと」と思いますよね。
早起き習慣がうまく作れない人に多いのは
目標が高いので、24時間を一気に変えようとしてしまい、疲弊して挫折するパターンです。
私も学生時代に早起きに挑戦した時は、見事に何度も挫折しました(笑)
↓こんな気持ち、表情でした。
そのような、しょっぱい経験も活かし
朝型(早起き)にしたいなら、まず「夕方から就寝まで」の区切りに意識を集中することをおススメしています。
友人知人から睡眠の質をよくするにはどうすればいいかと聞かれた時にもよく提案します。
実践方法の例で
私がコーチを務める早起き習慣を作るプログラムの中で行っているワークがあります。
まず、ご自身の夕方以降の行動(目安は18時~)によって、その晩の睡眠、起床後の気分がどうだったかを記録していきます。
例えばお酒をよく飲んでいた頃の私なら、このような記録になります。
・仕事のあと飲み会で23時帰宅、食べ過ぎた感あり、24時就寝したが眠り浅かった、朝も疲労感あり
全部を事細かに記録しなくても、こんな程度で構いません。
これを書き溜めていくと、無意識にやっている習慣パターンが見えてきます。
数日記録を眺めていると、
「夜に飲みすぎで睡眠浅く、翌日の午前中を不快に過ごしたのは、もったいないなあ」等思い始めます。
そして「早く達成したいのに、飲みすぎで数時間~半日を有効に使えないのはもったいないのかも!」と気付き始めます。
人は自分が気付かないと、行動に移せませんよね。
気付き、そこから改善したい気持ちが湧いたら、初めてどうしたらそれができるかを考えだします。
目標・得たい物の大きさを考え、それに対して自分の無意識の行動が有意義かどうかと確認し始めます。
そこでようやく
「なんとなくの飲み会は減らした方が良い!その時間を自己内省に使った方が何倍も有意義だ!」
「行くべき飲み会でも、20:30以降は水に切り替えて翌日ダメージを軽くしよう!」
などなど、実践ベースのアイディアが飛び出してきます。
私が早起きになる前、実はかなりの飲んだくれでした(笑)
でもある時
お酒を飲んで寝落ちするのは「脳が気絶している状態」と本で読んで、ハッとしました。
何も生産性がないなあと思いました。
現実を酔って忘れたくて、とにかくバタンキューで寝てしまいたかったんだと気付きました。
でも、やりたいことに期間を決めてチャレンジすると決め、時間の使い方を変えたいと
いろいろ考え実践した結果、その習慣を変えて、時間を有意義に使いたいと願いました。
多くの成功者の書籍に書いてあるよう朝型生活にして、自分がまるでイチ経営者になったような感覚で勉強に取り組めば、きっと道が開けるように思ったのです。
もしあなたが、本当は朝型生活になりたいと思っているのに
なかなかできてないというのなら、
2週間を目安に
夕方から就寝までの行動と、その晩の睡眠の感想を記録してみることをお勧めします。
24時間集中ではなく、一部分をある程度の期間集中してみるというのはとても有意義な手法です。
習慣を変えるのは、潜在意識のかねあいもあるので
よっぽどの方でない限り一朝一夕でできるものではありません。
少しづつ、でも確実な成長につながるきっかけを作りながら進むことで、すごい成長が得られると信じています。
「全部やろう、四六時中集中しよう!」よりも
「一部分を毎日、坦々と集中して観察する」ということを、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
皆様にとって最高の1日になりますよう心からお祈りしております。
富美枝